ワーケーションスタイル茨城です。
第2回「教えてイシケン社長」コーナーです!
このコーナーは、VAN★TRAについて、VAN★TRAの生みの親である(株)イシケン工業代表であり、ワーケーションスタイル茨城(WSI)代表でもあるイシケン社長に、皆様からよくお問い合わせ頂く「VAN★TRAなぜ?なに?」について、お答えしちゃうコーナーです。
インタビュアーはWSIのマスコット?であるばんとらクンです!
早速、いってみましょう!
こんにちは。今日は、VAN★TRAのこだわりについて教えてほしいのですが…。
いや、どーも! VAN★TRAのこだわりかぁ…うーん。ちょっと話が脱線するかもしれないけど…そもそも製作しようと思ったきっかけとか話して良い?
ハ、ハイ。関係ある話でしたら、もちろん。
もちろん関係あるよ。優先順位をつけるのは難しいけど、こだわりとしては「毎日普通に乗れること」を前提に製作したことかな。軽トラをベース車両に選んだのも関係あるハナシ。
えーと、毎日は無理でも、せっかく購入したならそれなりの頻度で乗る気がしますが…。
人にもよるだろうけど、少なくとも毎日乗る人は極わずかでしょ。特にキャンピングカーはサイズにもよるだろうけど、普段は別の車に乗っていて、たまに旅行の時とかに使うっていうパターンが多いんじゃないかな?
俺はそれを毎日乗ってもらいたいわけ。せっかくお金払ってウチのシェル買ってもらうなら、それが一番コスパもいいし、車にもシェルにもいいわけよ。
毎日というかいつでも気軽に乗れることが大事という事ですね。その理由として、それが車にもダイネットやベッドなどキャンピングカーを構成する各パーツにも良い…ということですか?
その辺を詳しく教えてくださいっ。
そうそう。まぁ、車を毎日走らせる云々は、今回はシェルの話だから一旦置いとくけど(笑)
実際はそうでもないんだな、これが。とりあえず毎日乗れるってとこに的を絞るよ。
俺が、VAN★TRAつくったキッカケの話だから、とりあえずその前提で進めるから(笑)
VAN★TRA以前にバンクべッドのあるモバイルハウス的なタイプを作って軽トラへ載せました。しばらく使って…どうなったと思う?
うーん、流れ的に良い話とは思えませんが…わかりません。
ある時、風がそこそこ強い雨の日に、緩い下り坂のカーブで事故りそうになった!
シェルだけで、重量は230㎏あったかな~。
Σ( ̄□ ̄|||)
あくまで俺の場合で、他の人全てに当てはまる訳ではないとは思うよ。軽トラックキャンピングカーといえばモバイルハウスタイプというくらい多くの人が実際使っているようだし。
だけど、俺にとっては衝撃的で、自宅に帰って早々に降ろしたね。そして二度と乗ることはなかった。
俺は、この事故未遂の後、うんと考えて、
・ 全高は可能な限り抑える
・ 重心も可能な限り低く
・ 重量は強度を考えた上で可能な限り軽く
・ 余計なものはなくし空間を最大限広く
・ 空気抵抗を計算に入れたデザイン
・ 軽トラに架装した時に俺がカッコ良いと思うデザイン
のキャンピングシェルこそ毎日乗れる軽トラキャンピングカーだと製作することにしたんだ。
この時は、売れたらいいな~とは思うくらいで、まずは自分の為だけに作るつもりだったけど(笑)
なんというか、凄い話ですね。とにかく無事で何よりでした。
恐ろしい思いをした経験から、イシケン社長の考える理想のキャンピングカーに必要な要素が固まったというのは不幸中の幸いでしたね。
まぁ、転んでもタダでは起きないから(笑)
なるほど(笑) こうして、イシケン社長の、理想の軽トラックキャンピングカーに必要な要素を詰め込んだ結果が、VAN★TRA(となり、こだわり)となった訳ですね~。そこから製品コンセプトとかまとまり、寿司スタイルやニンジャスタイルに繋がったんですねー。
そこに至るまでは、まだまだ紆余曲折あるけどね(笑)
そのあたりの話はまた今度(笑) 今日はありがとうございました!
いや、どーも!
実は「VAN★TRAのこだわりは?」という質問はお客様から頂く事はほとんどありません(笑)
むしろ取材いただいた際に、記者の方からご質問頂く事が多いかもしれません。
とはいえ、こうしたエピソードはこれから購入を検討される方からすると「聞いてみたかった~」という話かも、と勝手にこちらが忖度してアップしてみました(;^_^A
思ったよりきっかけがハードでドン引きしてませんか? してません? …ああ、良かったです。
「毎日普通に乗れる」というのは「気軽に普段使いのできる軽トラキャンピングカー」という事です。
これを実現する為の要素がVAN★TRAをVAN★TRAたらしめてる訳ですが、各要素については、また別の機会に深堀したいと思いますのでご期待ください♪
次回は、「VAN★TRAってなんでできてるの?」について、イシケン社長に聞いてみたいと思います!