ワーケーションスタイル茨城です。
第4回「教えてイシケン社長」コーナーです!
このコーナーは、VAN★TRAについて、VAN★TRAの生みの親である(株)イシケン工業代表であり、ワーケーションスタイル茨城(WSI)代表でもあるイシケン社長に、皆様からよくお問い合わせ頂く「VAN★TRAなぜ?なに?」について、お答えしちゃうコーナーです。
インタビュアーはWSIのマスコット?であるばんとらクンです!
今回は、新キャラも登場しちゃうぞ!
早速、いってみましょう!
こんにちは。今日は、前回の続きで、結局軽くできたのか、強度は?っていうところを深堀させてください。
いや、どーも! 軽さと強さってことね。じゃあ、まずは軽さからいこうか。
左から製作順なのだけど、、、
・初代VAN★TRA 50㎏ 専用ラックもあるけど、大人二人で楽々。
・ニンジャスタイル 25㎏ 大人1人で余裕。分解でもできてコンパクトになるぞ!
・寿司スタイル 110㎏ 大人4人で楽々だけど、付属の専用パーツ推奨。
だな!
あと、どのモデルも見てもらうとわかるけど、元々軽トラックに装備されてる三方のあおりを壁として使ってる。シェルの軽さにもつながって、無駄がないし、何よりもシェルをおろしたらすぐトラックに戻せるだろ。
まさに、VAN★TRAですね(*^-^*)
軽トラックの最大積載重量は350㎏までですから、だいぶ余裕がありますね!
やっぱり軽さにはかなり拘ってるんですか?
軽さはとても大事! 軽トラックは馬力がない。所詮660cc。
仔馬にさ、大きい荷物と小さい荷物背負わせたらって考えてみ?
加速がとろい・止まりにくい・曲がりにくい・バランス崩しやすい・燃費が悪いの何重苦だってハナシだよ(笑)
いやまぁ、探せばあるよ。後付けターボとか、ブレーキや、足回りとか強化するアフターパーツ。
でも、元々安くて頑丈な軽トラックを選んでるのに、そこに更にお金かけるの? って俺は考えちゃうね。そもそも、そんなことしなくても軽くすれば良いわけだし。あくまで俺はね(笑)
まるほど(笑)。でも理にかなっているお話ですね。
だっぺ~(笑) 付け加えると、軽トラックって荷台積載を前提にセッティングしてるから、多少荷物があったほうがピョコピョコ跳ねずに、乗用車的な乗り心地に近づくしな。
あえて、手を入れるとしたら寿司スタイルを架装して荷物多めに常設する場合は、リーフ1枚増ししておくくらいかな。車種によっても異なるから、あくまでバランスが後傾になりそうだったら必要に応じてでも良いかもしれないけど。
そうそう。こんな感じ。試作型寿司スタイルを載せてるS510型のハイゼットジャンボなんだけど、斜面であることを除いても若干後ろ側が沈み込んでるでしょ。オーナーは、さしあたって特に危険を感じたこともないと言ってるから、あえて言うならという前置き付きにしたわけ。後傾は見栄えがダサいとか言ってたかな(笑)
なるほど。軽さは大事! 軽トラック自体に余計なお金は掛けさせない事を考えていることが、よくわかりました。
重いシェルは加速もかったるくなっちゃうし、燃費の悪化もひどいし、ブレーキの利きも悪くなってしまう。もちろん特性をわかった上で、運転すればそんなこともないんだろうけど、俺は嫌だね! とにかく軽さは大事ってことでよろしく。
続いて、強さというかこのシェルを実際に軽トラックに架装して走って問題ないのか? どれくらい使用できるのか? 耐久性について教えて下さい。
この(写真の)シェルは、もう3年以上前に製作して、趣味の釣りやカモ猟なんかに使ってきた。走る場所もアスファルトだけじゃなくて、林道やあぜ道とか未舗装路も走ってるよ。だから耐久性は十分と言いたいんだけど…実は俺はあまり県外に出ることがなくて、テストで試乗はするけど、高速道路も含めた長距離については、俺とは逆に遠出がメインのもう一人のWSI代表に語ってもらおうと思う。ちょっといい?
どうもどうも、初めまして。イシケン社長と共同でWSIの代表やってます。
私は、WSIの本社茨城県と自宅、そして別の会社のある長野で、このVAN★TRAでワーケーションスタイルで仕事をしてます。なので、一般道や林道などの未舗装はもちろん一度仕事で外出すると数百kmは最低でも走ってるので、高速道路を含めた耐久性について語れると思います。
はじめまして! ここ(写真の場所)は、山の上に、河川敷に、高速のPAとかですか?
さっきの話に出てきたハイゼットジャンボのオーナーさんでもあるんですね。
そうですそうです(笑) WSIのある茨城から河川敷や山の風景の長野まで片道370㎞かな。実際は自宅が中継点になるんだけど、長野県をウロウロしてると、あっという間に1000㎞とかいっちゃうんですよ~。
高速道路を走ったかと思えば、一般道降りてしばらく走ると目的地に向かう途中からつづら折りのようなタイトカーブがあったり、かなりシェルにも負荷はかかってるんじゃないかと思う。大体2年くらい使ってるけど、ゆがんだりとか、割れが入ったりとか、それこそ雨漏りしたりとか、全く問題は出てないですよ。
まぁ、私が長距離や長期間シェル内滞在の耐久テスターも兼ねてるんですよ(笑)
半端なく走るからね、この人(笑) ちなみに俺は今、寿司スタイルを架装してて、初代は京都の人に売却して移動販売車として活躍してるよ。なので耐久性については安心してもらってよいと思う。
実際使ってみて、色んなシチュエーションでテストを兼ねた実装をしてるってことですね。
これは確かに安心できますね!
今日は軽さと強度についてお話を聞かせていただきありがとうございました。
あれ、もう出番終わり?(笑)
またの機会がありましたら是非よろしくお願いします~。
いや、どーも!(笑)
重量についてもやはりよくご質問を頂きます。以前別のシェルを架装してたり、DIYで作られたことがある方は、重量を聞くととても驚かれます。
シェルが軽ければ、加速性能、制動性能、燃費の悪化等も最小限に抑えられます。
軽さが大事・強度も大事という事で、素材をチョイスしてるわけですが、実際出来上がった製品の重量は? 耐久性は?とうのが今回のテーマでした。理屈はわかった。実際どうなのよ?というところで説明させて頂きましたがいかがでしょうか。
カタログモデルの中で最重量の寿司スタイルでも110㎏と、軽トラックの最大積載重量350㎏の1/3未満に仕上がっています。耐久性についても既に数年継続利用している実績があり、破損の兆候も見られず、末永く使って頂ける製品であると自負しております。
次回は、VAN★TRAの全高と重心について質問してみたいと思います。
「全高が低くて、重心が低いとどんなメリットがあるの?」です。