ワーケーションスタイル茨城です。
今回は、神奈川県N様(以降、オーナー様)からのご依頼頂いたスーパーキャリイ向け寿司スタイルカスタマイズモデルをご紹介をさせて頂きたいと思います。
オーナー様は、元々フルキャブコンを所有されていたようなのですが、普段使いが難しく暫く放置状態となってしまっていたようです。その後、軽トラックをカスタムして移動食品販売を始めようと検討される中で、弊社ホームページをご覧頂き、ご来社⇒デモカー見学⇒即決という凄いスピード感でご購入いただきました。
弊社VAN★TRAを購入される方は、だいたい即決される方が多い気がしております(;^_^A
大変ありがたいことです<m(__)m>
オーナー様のご要望は、所有するスーパーキャリィに寿司スタイルを架装して移動販売も出来て、キャンピングカーとしても利用できること。
軽トラックに詳しい方はご承知の通り、スーパーキャリィは普段使いに重きを置いていて、具体的にはキャビンスペースが広く、キャビン後端から後ろのアオリ迄の荷台長が148㎝と現在新車で販売されている軽トラックの中で最も短くなっております。
寿司スタイルは、1998年以降の新規格軽トラックの全幅・荷台長であれば、一部特装車を除く全車両に架装できる汎用さがあります(ハイゼットジャンボはオプションのいやどーもゲート要)が、その一部未対応軽トラックに、スーパーキャリィも含まれていたのです…。
さらに、オーナー様より、
・ 後ろのリアドアを商品の販売口として、サイドに乗降が簡単になる開き戸が欲しい
・ 床を作って畳を敷いて和の空間にしたい
・ 空間は目いっぱい(左右後10%拡幅+キャビン下空間)有効活用したい
等の追加のご要望も頂いたことから…
あおりに載せる標準タイプではなく、三方のあおりを外し、法改正で積載物として許容される最大値まで拡げた上、床まで作ることにしました。
カスタマイズの方向性が決まってしまえばあとは製作を進めるのみです(*^-^*)
そうして出来上がったスーパーキャリィ寿司スタイルカスタマイズモデルについてご紹介させて頂きます。
車体色とシェル色が違和感がなく純正品のように見えなくもない…は、言い過ぎでしょうか? シェルの横方向走る黒いフレーム下は通常モデルではあおりですが、壁からそのまま床まで存在し、箱となっております。キャビン下空間もちゃんと箱にしています。
タイヤ・ホイール交換に加え、リフトアップした車両にシェルを載せた姿は無骨な雰囲気となりとてもカッコ良いですね!
尚、それでも全高は2mに満たず立体駐車場など普段使いも当然こなせるところは、”寿司スタイル”を冠する以上製作者のこだわりでもあります。
キャビン下空間と、後方に10%延長したことで、荷台フロア長200㎝以上まで拡張し、荷台長も170㎝程迄広がっています。多くの方が、足を延ばして寝ることもできますね。
横幅も約180㎝あるスクエアデザインなので、端から端まで空間を有効に使えます(*^-^*)
畳を敷いてお座敷スタイルでしたら、屋根をポップアップしなくても十分快適に過ごせますね♪
上に見えるのは網戸代わりです。ポップアップ開口部と2か所装着しています。
簡単に乗り込みたいというご要望を頂き、右サイド後方(オーナー様ご指定)にドアを装備しています。
バックドアは、軽トラのアオリのようにしたいというリクエストに応じて、独自に製作いたしました。
後方の開口部が商品受渡口。右ドアが通常の乗り込み口という使い分けになるそうです。
尚、標準だと運転席側後方にある荷室アクセス用のサイドドアは助手席側に移設しています。
最後に、今回のカスタマイズポイントではありませんが、寿司スタイルといえばやはり三角のポップアップ屋根は外せません(^^♪
上下左右のフルオープンの快適さ、明るさは弊社の寿司スタイルならではのものです。
床まで作った事で標準モデル110㎏に対して、30㎏程重量増となりました。
最終的には、左右後のあおりを外していますので、その重量を差し引いた重量増となります。
床まである箱型のシェルとしては、それでもまだ軽量の部類ではないでしょうか。
またシェルは写真のように左右前後に専用器具で簡単に脱着可能となっております。
以上、スーパーキャリイ向けカスタマイズモデルの紹介でした。
顔出し公開をOKしてくださったN様と、ここまでご覧頂いた皆様誠にありがとうございました。
まだカタログ掲載されていませんが、スーパーキャリイ向けに、こちらのモデルは150万円(税抜)で同じものを製作させて頂きます。
ご興味のある方は、以下の動画をぜひご覧頂き、弊社まで是非お問い合わせください。
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